こんにちは、おつげ女です。
最後の退職計画が失敗におわり、お面部長の会社人としての人生は終了した。
しかし、これでよかったのではないかと私は考えていた。
サラリーマンとして、つねに誰かの会社で働く人生は、お面部長にとってはプライドを保つ事ができない場所だったんじゃないかと考えていたから。
家族はお面部長のプライドがたかいゆえ、転職のためにかなり不安定な生活をよぎなくされてきたようだし、お面部長の親ににて子どもも同様プライドが高く、問題行動をおこし周りに迷惑をかけていたと聞いた。
そんな家族を実際に目の当たりにし、正直、なぜプライドのために穏やかな生活を捨てるのか不思議でしかたなかった。
口はうまいから世渡りできないとは到底考えられない。ありきたりの人生が嫌だったのだろうか?だれかれに、チヤホヤ尊敬されたかったのか?他人に影響を与える人徳がほしかったか?
いまさらながら、プライドと呼べる実力など到底なかったお面部長。
アスペルガー上司と同様、自分自身を認めることができなかったのか。
お面部長が退職後聞いたことだが、退職前に事業持ち出しが可能とふんで、入居するワンルームを契約しようとしていたそうだ。また、身売り先の企業を探していたそうな。
しかし、どれも、破産しブラックリストにのったお面部長に手を差し伸べる所はなかったそうだ。