お面部長

【お面部長の企み】退職後3 せっかく採用された会社でも虚構三昧

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こんにちは、おつげ女です。

お面部長は新たな仕事を求め北上していきました。

なにせ地元、その周辺では嘘ばかりついてきた事実を知る者が多く、どこに行っても身バレが起こってしまうからです。

それは、わたしの友達や知り合いの同業者からもお面部長の動向についての情報がちくいち入ってきました。

もちろん、わたしは追い詰めるようなことはしないが、触れたくないと退職理由については語りませんでした。

マジ、興味ない。

ただ、何処の会社も定年間際に喧嘩別れしたような危険人物を採用したがる企業はありませんでした。

そこで、お面部長は新規事業の企画で自分のことを高く評価していた企業の社長に自分のでっちあげた不遇を訴え採用してもらうことになりました。

しかし、でっちあげた不遇は直ぐにバレることになりました。そして、なにより採用してくれた社長が信じていた企画の実行力がすべて私おつげ女のものだとバレます。

社長さん曰く、「バレたらバレでべつに構わないんだけど、更にバカな嘘つくのがよくないよ。ありゃもうどうにもならないね」とのこと。

じつはこの社長さんも私の知り合い。大人だからわざわざ事情をかくにんせず、定年間際で生活に困っていたお面部長を採用してあげたそうです。

さらに社長さん曰く「あの年齢で今の状況は身から出た錆びだよ。できる自分を演出するのはいいけど、かけはなれた演出は失敗するね。きっと今までも同じような嘘ついてきてるよ。もう治らないよ」と話します。

その後直ぐ、実行力のなさから居づらくなり、定年一年前にして退職することに。

社長さんは「あと一年辛抱したら」と諭したそうですが、お面部長は「自分で事業を起業する」ときかなかったそうです。

定年退職してからでも起業はできるのに、定年退職してからの起業は年寄りの道楽ととられるのでプライドが許さなかったみたいです。

社長さんは優しくて病気の家族の生活をかなり心配していました。

マジお面部長最低だよ。

そして、お面部長は起業。さらに極貧生活に突き進みます。

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