お面部長

【お面部長の企み】ネットコンテンツ事業10 サイトアップ 4

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こんにちは、おつげ女です。

外部にコンテンツ事業を買いたいというお面部長の言葉の意味がよくわかりませんでした。

その地点で事業が順調に推移しているとはいえ、利益が出ているわけでもなかったからです。

売るといっても、なぜ、オープンして半年の間に「売る」話しになっているのか、突っ込みどころ満載です。

すぐさま私の頭に浮かんだのは自分の事しか考えていない、という点でした。

事業を持ち出し、自分が事業の持ち主として前にでる。

そんなクズの考えだけが本心として見え隠れしていました。

私は、「お金になってないのに買う人が居るんですか?誰が言ってるんですか?」と聞くと、黙り込みました。

つづけて

「流れも順調だし、新しいコンテンツも準備中で、他に移るなんてのはおかしくないですか?」と話しました。

すると、「経営者サイドが事業を良く思っていない。その内、事業閉鎖に追い込まれる。だったら今の内に外部に移籍した方がいいだろって」

行き当たりバッタリの返答にもはや怪しさ満載。

わたしは、「売るとかって、私には権限があるわけじゃないし解りませんね」と無駄な話しには踏み込まず。話はそれっきりになった。

私は解っていました。既にサイトがいい流れにあり、今後やり方ひとつで更に広がることも。そして、お面部長には広げるためのスキルがゼロで私が持っている技術が必要だということも。

今回の揺さぶりで終わるかと思いましたが、それは始まりにすぎませんでした。

ここから、あの手、この手を使い私を一緒に連れ出す工作を画策し始めるのでした。

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