こんにちは、おつげ女です。
朝、会社に着くとボスの目が冷たかったので事情を説明すると、すぐさま納得。
ボスもお面部長の生活環境を知っていたようで、わざわざ退職する理由がわからないとこぼしていた。
退職するのは無いプライドを再構築するため。退職して事業を持ち出し成功させる。
再構築するなら自分の実力でやればいいのに。自分の力でないものを横取りして成功するはずないのに。
ボスに話しを聞くと、案の定お面部長の言葉による状況誘導があった。
ボスに事業がうまくいかない責任をとって退職すると告げ、それ以外黙り込む。
ボスが苛立ち、事業を投げ出すなら事業を買い取れと言わせる。
そして、しめしめ、分かりました、責任とって買い上げますと告げる。
次の日、私とあう、単に責任をとり退職する旨を告げる。私を動揺させ一緒に退職させる、でも私があたまをたてにふらない、更にボスが事業を買い取れと告げた旨を私に言う。
ここで普通ならボスが事業を見捨てたと、私も見捨てたと勘違いさせたかった。
なんとも手のこんだ作文。そして、腐り切った魂に憐れみをかんじる。
そんな企みも私は知らんぷり。あんたが考えてたことなんて他人のふんどしで勝負してるだけ。あんたの実力でなきゃ誰も騙されないよ。信じないってこと。
憐れだよ、あと数年で定年。普通なら逃げ切りで後は楽しい老後暮らしなのにね。
仕事なし、金のし、人望なしの無し無しずくしの老後か。
家族がかわいそう。お面部長のプライドのために全てを台無しにしてしまった。
定年まで勤めて、後はバイトでしのげばそれなりの生活はできただろうに。
お面部長退職の情報は社内に衝撃をあたえることになる。