【お面部長の企み】ネットコンテンツ事業3 コンテンツ事業の提案
こんにちは、おつげ女です。
最初の会議から1ヶ月が過ぎ、第二回会議の日がやってきました。
狭い会議室に、社員が詰め込まれ、会議がはしまりました。
はじめに前回の流れが簡単に要約、説明され、次に1人づつ新たな事業について発表が行われました。
だれしもが新しい事業についての考えではなく、今流れている仕事を効率化し、利益を確保するはなしばかりで、新しい事業と呼べるものはありませんでした。
この時、社員のあたまには、新しい事業を提案しても会社は変わらないとの認識と、提案した事業を展開させる役回りを任されては大変だとの考えがありました。
会議の最中、全員したをうつむき、顔を見合すことはありません。
正直、みんな早くこの時間が過ぎ去ってくれればと思っていたに違いありません。
そんななか、お面部長から最後の発表がされました。
「制作そのものの仕事を見直し、ネットによるコンテンツ事業をやってみたい」と
はじめはだれもが、なんの話しなのかわかりませんでした。
簡単に言えば当時でポータルサイトのようなものを作成して、広告収入を得たいとの考えでした。
話しは、なんとなく飲み込めても、会議に参加した社員では、何がどうなるのか検討をつきませんでした。
そして、話しが飲み込めていない社員をよそに、お面部長は、他に案が無いならボスに今の案をプレゼンしたいと言い始めました。
反対も、なにも解らない。プレゼンなどもどうなるのかわからない。
そんなこともお見通しだったのは、お面部長だけだったでしょう。
結局、反対も意見もないまま、ボスプレゼンに突き進むことになりました。
そして、私のところへお面部長がやってきたのです。
つづく