こんにちは、おつげ女です。
先日の夕方、打ち合わせから帰ってくると、ドンさんがひとり仕事をしていました。
他のスタッフはアスペルガー上司も含め帰ったとのこと。
私は、ドンさんも帰っていいよとつたえると、不安そうな顔つきでこうきりだしました。
「おつげ女さん、また仕事が減りましたね。この会社、大丈夫でしょうか?」と。
昨年末から仕事量は前年比で50%近く落ち込んでいる。社内のスタッフは細かい数字までは把握していないけど、この数ヶ月の激減ぶりにはさすがに不安になっているようだ。
さらに、一番ショックなのが定期物の激減。
特にドンさんやユウさんが担当している定期物のドル箱が激減しているのだ。
毎日毎日、遅くまで作業しているのは同じものの練り直しばかり。ドンさんもさすがに同じ仕事ばかりの練り直しに時間をかけていて怖くなっている様子。
先日も20年近くやっていた仕事が無くなった。事業閉鎖によるものと、広報媒体をネットに移したためだ。
ネットブログやSNSでの広報に切り替えるお客様が急増している。
ネット広報に切り替えても上手くいっている事例は少ないが、確実に紙媒体からははなれているのがわかる。
そんな状況にドンさんの不安はマックスな様子。
今月の仕事は、私の知る限りだと前年比10パーセントしかない。
明らかに無い。激減だ。
あとは内部留保がどの程度もち、経営者がどの地点で廃業するかだけだ。
ただいまは、ドンさんの不安を少しでも紛らわせてあげるように「制作に流れない仕事もあるからね」と話してあげることしかできない。