こんにちはおつげ女です。
お面部長の過去は嘘か本当かわからないことがおおかった。
私が本人から聞いた話だと、最高職歴で取締役の年収が900万だった。
縁故採用から最高職歴へ、そして、そこから都落ちのように三社制作会社に勤め、さらに製材会社へ、そして最後に私が居る会社へやってきたそうだ。
制作会社は本人いわく、すべて売上の責任をとり辞めて、製材会社は全国各地を車で移動する仕事で、体が持たなくなり辞めたそうだ。
お面部長の話しには、よく「責任」という言葉がよく登場する。
「売上の責任をとり辞めます」と社長に念書をかかされ、結果、退職することになったと恨み節たっぷりに話していた。
わたしが居る会社でも、最後は責任を持ちだし自分から退職していく。
しかし、わたしの会社でもそうだが、お面部長の「責任をとる」は、ただ退職するだけで救いのない無責任な仕事放棄にほかならなかった。
以前、お面部長がいた制作会社会社の社長さんと話す機会があったのだが、社長さんいわく、
「彼はね、見た目できるようにみえるんだけど、作文が書けるだけで、実際が伴わないんだよ。やたら、礼儀作法や、特に言葉づかいに気をつけてるのは印象よかったんだけど、言葉で実際の自分以上の実力があるかのように表現するんだよ。結果、誇張された表現があだで自滅してしまったようなんだ。責任とって辞めます。なんて言葉じゃどうとでも言えるよね。責任なんととれる実力あれば、今みたいに都落ちしてないよ。他でも色々と言葉で問題起こしてとみたいだよ。」
とのことだ。
私の会社でも最後は虚しいものだった。
覚えているのが「責任とって退職するんだから許してくれよ」だった。
すべての仕事を放棄して、また、最後は社長に事業の持ちだしを持ちかけ、最後まで諦めなかったと後に聞いた。
結局、社長さんの話した通り、自分1人の実力ではカタチにならない人だったのかもしれない。
今でいうLIGのようなネットメディアをたちあげ、さも自分が作ったメディアとして名を馳せたかったに違いない。そんな絵空事に突き合わされた、私はといえば、周りのおかげでボロボロにはなったが生きている。
最近、聞いた話しだと、お面部長が退職した後、自力でたちあげたメディアは見事に墜落したそうだ。
60歳を過ぎ、自己破産を繰り返し、家族にも本音を話さず、見栄だけのために生きていると風の便りで聞いた。
もう、会うこともないが、名誉があり、チヤホヤされたいだけでは成せないのだと強く思う。
今もまだ、名誉を追い求めているのだろうか。